出生期心理アドバイザー®︎資格講座基礎コース

はじめに

【-今、赤ちゃんを育んでいるお母さんたちや、これからお母さんになろうとする未来のお母さん、
そして子育てに関わる職業の方々へ-】

「胎児期から赤ちゃんの心を育てる」
それが母親の最大の使命だと考えています。

人間を育むことは、愛する力を育むこと。
胎児期から心を育む心理学「出生期心理学」の視点から、
脈々と受け継がれる子育ての本質を深く学びます。

赤ちゃんの未来は、母親の手に握られています。

【本当の母親になる】ということは、どういうことか？
それは、新しい命が宿った瞬間から、母親という自覚を持って、お腹の中の赤ちゃんをまるで
すでに胸に抱いている赤ちゃんのように「心ある一人の立派な人間」として心のふれあいを惜しみなく行い、母親と子どもの「絆」を育む意識を持つことから始まります。


また、人間の最重要能力とも呼ばれる「愛する力」とは何か？
この愛する能力はいつから、どのようにして育まれるのか？
愛し方、愛され方の究極の形とはなにか？
そして、愛とは何か？を自分なりに再定義するきっかけにも繋がります。


この講座で学ぶ内容は、世間に溢れている一般的な、あるいは合理的な子育て論とは全く性質を異にするものです。
また、英才児教育論とも異なります。

駄々をこねる子どもを一瞬で泣き止ませる方法や、どれだけ早く歩くか、どうやったら親を困らせない子に育つか、そのような一時的に育児のモヤモヤから解放されるような、短絡的なテクニックなどを学ぶページはありません。
また、次々と話題になっては時間が経つと忘れられるような、流行のハウツーを学ぶ講座ではありません。


全ての出発点は「心」にあることを理解し、母親一人ひとりが、胎児期から心を育てることの重要性に気付き、母親の愛情そのものが「心を育てる」＝「愛する力」を育てているという自覚と意識を持ち、子育てにこの上ない喜びと子どもたちの未来への可能性を見出す手助けを行います。


ページをめくるたびに、驚きと感動の「出生期心理学」の世界を私たちと一緒に学び、伝えていきましょう。

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近年、胎児医学・新生児をめぐる研究は医療技術とテクノロジーの進歩により飛躍的な進展を見せています。
子宮という神秘のベールに覆われた胎児の驚異的な能力や生まれて間もない新生児の感受性豊かで優秀な能力が次々と明らかになっています。

その小さなカラダに秘められた予想を超える複雑な思考や知覚、成熟した感情を知ることは、
実際に妊娠が分かった時の受け止め方や、母親としての在り方、妊娠期間の過ごし方や、
出産方法、胎児期からの絆の深め方など赤ちゃんへの認識を深めるだけでなく、
あなた自身のルーツを知ることにも繋がります。


そして、妊娠を心から祝福され、子宮にいる時から無条件に惜しみない愛情を注がれ、
母親の温かい胸に抱かれた赤ちゃんは、誕生後の世界に希望と憧れを持ち、
安心感と安らぎに満たされ、母親とのしっかりとした絆で結ばれます。
このように、無条件の愛を注がれて人生を歩み始めた赤ちゃんは、
成長後も自信に満ち溢れ、人生を積極的に歩み始めます。


また、妊娠・出産・産後のお母さんの精神的ショックは、子どもが大人になっても子どもの深層心理に深く残り、
生涯にわたり、影響されていることを数々の研究データにより証明されています。

出生期心理学の学びを通して、有効とされる関わり方や愛することの本質、人間関係の重要性を真に理解した母親が、その後の有効的な関わり方やわが子への態度を改めることで、再び、親子の絆を再構築することができるのです。
出産後、子どもが大きくなってからでも、真摯に向き合うことで、その効果は非常に有効であることのケーススタディも合わせて多くの研究データをわかりやすくご紹介しています。

出生期心理アドバイザー資格講座のベースとなる「出生期心理学を学ぶことは、人間としての最大の喜びと能力である「愛する力」を理解し、これから母親になろうとする全ての女性に「妊娠・出産・子育て」に関わることをきっかけに、あなた自身が女性として母として妻として、より一層成長し、愛する能力をさらに高め、
素敵な大人の女性になること、そして全てのいのちに対する敬意を深める一助になることを約束してくれるでしょう。

今の日本の現状と課題から見る出生期心理学の必要性

日本では、初めての妊娠・出産を控える女性の9割が子育てに不安を抱いています。
なぜ日本では妊娠・出産・育児をこれほどまでにつらいと感じるのでしょうか。
その理由の１つに、妊娠・出産・子育てについて「ほぼ無知のまま親になる」
ということが考えられます。
初めて妊娠した母親は、妊娠・出産・子育ての初心者です。知らないことばかりで当然。
多くの母親は、妊娠がわかってから慌ててインターネットで情報収集を始めますが、
現代において妊娠・出産・子育ての情報過多は、時として女性を更なる不安に陥れることもあります。

また、あんなに待ち焦がれて生まれたのに、毎日待ったなしの育児でいっぱいいっぱい。
子どもはかわいくてしかたないのに、なぜか苦しくて、そんな自分を責めてしまう。
「上手に子どもを愛せない」「パートナーを愛せない」「いっぱいいっぱいで気持ちに余裕がなくきつく当たってしまう」
そんなふうに自分を追い込んでしまうママ達が、もっと気軽に相談できる専門家の存在が必要です

受講生の7割が助産師、看護師、保育士等の専門家

妊婦と母親の心の状態に焦点を当てた精神医学・心理学の研究は、新しい医療技術が開発された1960年代頃から行われ始めました。1980年頃からヨーロッパで「産後うつ」の研究が始まり、日本では1990年頃に国立精神衛生研究所での研究が始まり、2000年代に入ってからようやく「妊産褥婦および乳幼児のメンタルヘルスシステム作りに関する研究」 が本格的に始まりました。

このように、妊娠等で悩んでいる女性への心のケアという取り組みは日本では近年始まったばかりですが、妊娠・出産・子育てにまつわる社会問題や悲しい事件はますます増加しています。
この状況を改善するには一体どうしたら良いのでしょうか？


ニップロでは、このような背景の理由の１つに、
前記した【妊娠・出産・子育てについてほぼ無知のまま親になる】ということに着目しています。
多くの親子や夫婦問題を研究していく中で、母親自身が「本当に人を愛する能力」が育っていないまま親になっていることも、問題の一つだと、再確認いたしました。

さらには、胎児の精神医学＝出生前心理学についてはほとんどの産婦人科では導入されておらず、胎児医学・産科学と、出生前心理学とが切り離されていることや、日本の産科医の分野においてまだ、出生前心理学に関心がもたれていないことも課題の一つだと考えています。

ニップロでは、2010年の創設時からたくさんの妊婦さんや親子に、この出生前心理学の内容をもとに、
より良い妊娠・出産・子育てについてお伝えしてきました。そして、延べ15000組を超える親子と精神科医、臨床心理士、助産師、看護師、保育士などの専門家の方々の協力のもと、多くの研究データを集めることができ、この出生前心理学＝母親の心と胎児の心の相互作用についての重要性と理解を普及する一つの方法として出生期心理アドバイザー®︎資格養成講座を2015年に立ち上げました。

出生期心理アドバイザー / 基礎コースで学ぶこと

「出生心理学」という心理学はまだ日本ではあまり聞き慣れませんが、
胎児期・分娩期・新生児期の胎児の心の発達に、母親の心理的影響はどのように影響するのかを研究する学問です。
母親と胎児の心の相互作用を研究する心理学＝「出生期心理学」「出生前及び周産期心理学」と呼ばれています。

世界中の産婦人科医、精神科医、臨床心理士等による専門機関・組織団体によって90年以上前から研究が行われて、海外では国際的な研究機関や多数の研究論文発表、シンポジウムや専門家の育成も行われています。しかし、そのほとんどは研究者向けの学術的文献であり、一般の方がふれる機会も、学ぶ機会もほぼありません。

そこで当協会では、このような広範な研究発表や文献、出生前及び周産期心理学の世界的権威とも言われる医学博士等からの学んだ内容を、一般の方や出産・子育てに携わる方に知っていただきたいと、
民間の専門家を育成するためのカリキュラムとしてこの講座を開発いたしました。

この講座では、妊娠中の母親の心、胎児の心、その相互作用を研究する
「出生心理学及び周産期心理」と呼ばれる心理学をベースに、以下のようなことを学びます。

「お腹の中の赤ちゃんの心・精神はどのように発達していくのか」

「人間の最重要能力である【愛する力】とはどういうことか？」

「この愛する能力はいつから、どのように育まれるのか？」

「愛し方、愛され方の究極の形とはなにか？」

「母親や周りからの影響をどう受けて心が育まれていくのか」

「どうすれば母子ともに心身共に健やかな妊娠・出産・子育てを叶えられるのか」

医学的・心理学的研究から明らかになった多くの証言や臨床データを元に構成されたオリジナルテキストを使って学びます。

また、現代社会では避けて通れない妊娠中の不安やストレスが与える胎児への心身への影響を最小限に抑えるために母親や周りの大人ができる具体的な関わり方やサポート方法、
胎児期〜乳幼児期、特に6歳前後までの重要な時期によりよい人格形成を育むための関わり方、
赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代の心のケアにも活用できる具体的な取り組み方を
出生期心理という新しい視点から体系的に学びます。


この講座で学ぶ内容は、すべて専門家らの学術研究・論文発表、長年の研究データが土台となっています。
日本でイメージされている「スピリチュアル」と呼ばれる個人が表現する「霊的・神秘的なことや目に見えない世界」などに関する内容は一切含まれておりません。

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出生期心理アドバイザー®︎の役割

出生期心理アドバイザー®︎は、母親一人ひとりが、胎児期から心を育てることの重要性に気付き、母親の愛情そのものが「心を育てる」＝「愛する力」を育てているという自覚と意識を持ち、子育てにこの上ない喜びと子どもたちの未来への可能性を見出す手助けを行います。

「本当にこれでよいのだろうか？」「このままで良いのだろうか？」と日々自問している方や、初めての妊娠出産で不安を抱えるマタニティママ、わが子やパートナーとの間に人間関係の難しさを感じてどうしたら良いか悩まれているから、自身の性格に生き辛さを抱えている方、愛する人とのパートナーシップに悩まれている方など、
様々な「対人関係」の悩みに、心から寄り添い、カウンセリングや産婦人科・両親学級などで行われているサポートだけではカバーできない悩みを、出生期心理学という新たな視点を共有し、ケアの方法や解決への糸口を見つけ出し、心の底から納得できる「最適解」「納得解」を一緒に考えます。

また、慈愛に満ちた温かな子宮体験を経験し、優れた心を持った1人の人間として、愛し愛されることを真に理解することができるようになることで、自分の人生を力強く、前向きに歩むことができる土台を育みます。

妊娠・出産・子育てを迎える母親だけではなく、父親となる男性にもご理解いただくことで、
生まれてきてよかった、産んでよかったと心から思える、幸せな妊娠・出産・子育てを経験し、
深い深い家族の絆へと導く専門家資格です。

出生期心理アドバイザー®️資格認定講座
基礎コース/カリキュラム　全12時間

【受講料について】
※nipproは、入会金・年会費等の費用は一切不要です。

■受講料 : 　110,000円　　税込121,000円
内訳：テキスト1冊、資格認定証、復習動画、初年度質疑応答回数制限なし

■お支払い方法：オンラインクレジット決済、または銀行振込

※オンラインクレジット決済画面では一括のみ承っております。
分割をご希望の方はクレジットカード会社へ利用者様ご自身で支払い回数変更のお申し込みをお願いいたします。

◯筆記・実技試験免除。全12時間の講座を修了することで資格証授与。

◯講義・実技の内容をいつでも何度でも繰り返し復習できる【受講生限定講義解説動画】を何度でもお好きな時にご覧いただけます。繰り返しご覧いただくことで学んだ内容をより深く、
正しく理解してしっかり身につけていただけるサポート教材付きです。

【出生期心理アドバイザー®︎資格講座はこのような方々が受講されています】

・ママと赤ちゃんのケアをお仕事にされている方
・妊娠を待ち望む方
・受胎の心理学を学びたい方
・妊娠中や胎児期からのより良い過ごし方を知りたい方
・母親の心理状態と赤ちゃんの心の関係を知りたい方
・ママが後悔しない妊娠・出産をサポートしたい方
・胎児期からの子育てに関心のある方
・人格形成について知りたい方
・保育士、助産師、幼稚園教諭や、教員の方
・管公庁で福祉や教育に関わるお仕事の方や専門知識を学びたい方
・ママや赤ちゃんと接するサービス業、習い事、ご職業の方
・マタニティーママや産後ママのセラピーや背術を行っているセラピストの方

【出生期心理アドバイザー®︎を学ぶと、このようなことが身につきます】

・お腹の赤ちゃんの心の土台ができる仕組み
・より良い人格形成を築くための関わり方
・子育てを胎児期から始めることの重要性
・母親の感情がお腹の赤ちゃんにどのような影響を与えるのか
・お腹の赤ちゃんが母親に求めているもの
・出産時の赤ちゃんとママの心身の相互作用
・豊かな心を育むために周りの大人ができること
・父親が赤ちゃんとより良い関係構築のためにできること
・産婦人科や母親学級ではカバーできない妊娠中の母親と赤ちゃんのサポートについて
・出産を控えた母親の不安に寄り添い、喜びや希望に転換する心構え
・後悔しない妊娠、出産、子育てを叶える心理学からのアプローチ法
・特徴的な心理的傾向による悩みや行動からの解放
・胎児期、乳幼児期から思春期、青年期、高齢期まで様々なステージにおける心理的ケアの本質的ケアと性別によるアプローチ法など

【出生期心理アドバイザー®︎を学び理想の未来を叶えよう】

資格を取得した認定講師は、ママや女性に心から寄り添い、妊娠・出産・子育てにおける様々な不安や悩みを一緒に考え、不安を取り除き、喜びと希望、安心感を与える専門家として、
また、職場や子育て支援の現場、産後サポートや女性の活躍を応援する活動、
妊娠〜子育て〜福祉士施設やセラピストのスキルアップ、サービスの差別化やママと赤ちゃんに特化したサービスやケアを創る活動をする方など、幅広い分野で活かされ、全国で活躍しています。

2025年6月・7月・8月までの対面講座開講スケジュール
（会場は東京駅・新橋駅・銀座駅エリアの会議室を予定）

出生期心理アドバイザー・基礎コース
全12時間/2日間集中コース
◎全日程共通/授業開始 10時〜17時（休憩1時間含む）


【2025年度 6月コース】　
1日目/6月7日（土）、2日目/6月8日（日）
1日目/6月4日（水）、2日目/6月5日（木）



【2025年度7月コース】　
1日目/7月5日（土）、2日目/7月6日（日）
1日目/7月2日（水）、2日目/7月23日（水）


【2025年度8月コース】　
1日目/8月2日（土）、2日目/8月3日（日）
1日目/8月6日（水）、2日目/8月27日（水）

出生期心理アドバイザー資格講座対面コースのお申し込みはこちらから

◉オンライン講座はzoomを使ったオンライン授業で行います。
講座開催スケジュールに合わせて、全12時間のカリキュラムを複数回に分けて進めていきます。
※受講時はビデオONにてお願いしておりますが、授乳時などご都合の悪い時はビデオOFFに切り替えていただきながら、お子様のペースに合わせて無理なくご受講いただけます
◉オンライン講座はzoomを使ったオンライン授業で行います。
講座開催スケジュールに合わせて、全12時間のカリキュラムを複数回に分けて進めていきます。
※受講時はビデオONにてお願いしておりますが、授乳時などご都合の悪い時はビデオOFFに切り替えていただきながら、お子様のペースに合わせて無理なくご受講いただけます

また、聞き逃した箇所やもう一度聞きたい解説も専用の復習動画を見ながら学びを深めていただけます。
担当講師に何度でも公式LINEで繰り返し質問ができます。
しっかりとご自身の一生ものの学びの時間にしていただけます。


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【マンツーマンでの個別対面授業をご希望の方】

関東エリア（東京・神奈川・埼玉・千葉）にて対面での受講が可能です。
講師のスケジュールと日程・時間調整を行い、ご受講日時を決定いたします。
ご希望の方はお問い合わせフォームよりお尋ねください。

お問い合わせフォームはこちらから

【通信講座をご希望の方へ】

受講したい時間や場所を気にせず、24時間365日、好きな時に好きなペースでカリキュラムの動画を視聴することで、マイペースに学べる通信講座もございます。


通信講座は、第1部〜第3部それぞれに視聴後、理解度チェックシートの提出をお願いしております。

受講期限は半年間。その間にゆっくりと何度でも動画をご覧いただきながら資格が取得できます。
全てのカリキュラム動画をご視聴いただきましたら、3回目のチェックシートをご提出いただきます。
全てのチェックシートを総合的に判断し、合否を判定。
合格者には資格証を授与。

万が一、不合格の場合は追加のレポート提出により再判定を行います。
資格取得まで講師がしっかりサポートいたしますのでご安心ください。

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【nippro卒業生対象：資格取得者の再受講について】

すでに、出生期心理アドバイザー®︎資格を取得された方も再受講が可能です。
もう一度学びたい、これまでの学びを振り返り、繰り返し受講いただくことで、さらなるスキルアップの機会をご用意しております。

再受講料には改定後の新しいテキストや復習動画、お教室を開講するための専用教材がついてきます。

再受講料：20,000円　（改訂版テキスト、教材、復習動画込み）

お支払い方法は、オンラインクレジット決済、または銀行振込からお選びいただけます。
◉再受講をご希望の方は下記のお問い合わせフォームから「再受講希望」とお書き添えの上、送信をお願いいたします

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