代表ブログ〜愛づる心〜7

本日のお題「ニップロってこんなところです-協会の裏話編-」




ニップロはとても小さな協会です。
これまでの資格取得者数は2200名ほど。
雑誌や駅構内、電車の中やネットの中などに広告を出しているような大きな協会となれば、1年間でこれ以上の資格取得者を輩出していると思いますが、実はニップロは宣伝広告費を全くかけていません。

設立した最初の1年目だけ電車に広告を出したことがありましたが、それ以降はお金を払って宣伝広告を出したり、有料で記事を掲載していただいたことはありません。

ではどうやってニップロのことを知っていただき、受講のお申し込みをいただいているかというと、
7~8割の方が「卒業生からの紹介」です。

「受講したらとても良かった」と、職場の仲間や友人からのご紹介でお電話をいただいたり、メールをいただいたり、この数年では、SNSなどで口コミを書いてくださった方の投稿をご覧になり、
#ニップロ #薬膳スパイスアドバイザー などのハッシュタグで検索してくださった方々のお申し込みが大多数です。

残る2〜3割の方々は、ニップロの資格講座を開講する「認定トレーナー」の講師陣の人柄に惚れて、受講してくださる方々です。

本当にありがたいことに、ニップロには素敵な生徒さんばかり来てくださいます。
みなさん、笑顔が本当にチャーミングで、思いやりがあって、学ぶ意欲に溢れ、学ぶときは超真剣!
そして授業が終われば個性豊かでめちゃくちゃ面白い笑

よくまぁここまで面白い人ばかり集まったなぁ〜と感心するほど、ユニークでチャーミングでラブリーな方々が揃っています笑

そして、ニップロは先生と生徒さんの関係が近いというのが特徴です。
距離感的には「いとこのお姉ちゃん」みたいな感覚でしょうか?
実の姉や母親には言いにくいことも、時々会ういとこのお姉ちゃんには色々話せる、相談できる、そんな距離感がイメージしやすいです。
ニップロの講師陣は皆さん本当に気さくです。

そしてなんといっても博学!経験豊かです。

1つの分野にとどまらず、関連する分野にも詳しく、日常的に取り入れる方法まで、教科書には載っていない、まさに痒いところに手が届くような知恵も惜しげもなく差し出してくれます。
また、知識だけではなく経験を交えたお話しや解説に定評があり、説得力が違います。
だから、生徒さんは先生のお話をもっと聞きたい、もっと知りたいと、どんどん交流が深まり、先生と生徒さんの絆もますます深まっていきます。

先日、私の地元長崎で4年ぶり?くらいにランチ交流会を開催しました。
といっても、急遽帰省することが決まったので告知も行き届かず、ましては月末の平日のお昼間に開催したので参加できなかった方も多かったのですが、それでも7名の卒業生の方々が集い、美味しいランチをいただきながら、語らいの時間を過ごしました。

写真を見ただけでは、誰が先生か、誰が卒業生かわからないですよね笑
見事に溶け込んでいて、こういうところもニップロの魅力のひとつだと思っています。

協会設立時から長〜いお付き合いのある生徒さんは今でも一緒にご飯を食べに行ったり、お茶したり、
活動の相談の電話から、ついつい長電話になったりすることも。
家族ぐるみで遊んだり、旅行に行くこともあります。

ニップロは本当に小さい協会です。知名度もまだまだです。
しかし、ニップロにしかない素晴らしい学びの数々と、先生と生徒さんの心が通い合うあたたかな学びの時間があります。

何を学ぶかも大事。
でも、どこで学ぶかは人生を変えます。
同じことを学ぶ仲間との出会いや交流を求める方にはとってもおすすめです。

あなたも、そんな仲間のいるニップロで学んでみませんか?


今日は協会の裏話と題して、代表理事自らのニップロ愛について綴りました。

(ほんと、みんな大好きすぎます笑)



最後までお読みいただきありがとうございました。



代表ブログ〜愛づる心〜6

今日のお題「協会という組織についての個人的な考え」

ニップロのベビーマッサージ講師主催のランチ会の様子


当協会(愛称ニップロ)を設立したのが2010年4月。

NPO法人や社団法人、個人事業から株式会社まで、運営元はそれぞれですが
1つの「ノウハウ」に対して1つの協会というのが一般的。

例えば「あやとりの協会」であれば、あやとりに特化した技術の習得や資格取得、講師の育成を行なっている団体という感じです。

あるいは1つのテーマに沿って複数の講座を普及しているところもあります。
ニップロは「心身の健康」をテーマに、妊娠・出産・子育てに関する資格講座を2つ、食とスパイスに関する資格講座を2つの計4つの資格講座を開講しています。


巷で聞く「協会ビジネス」と呼ばれているものは、いわゆる「お家元制度」=弟子を育てて、門下生を増やせば、創設者は働かなくとも協会にお金が集まる。
このような仕組みを利用して「ビジネス」として協会を創設する方も多くいらっしゃいます。

また、「協会ビジネスは宗教と同じだ、騙されるもんか!」というようなことをおっしゃる方も時々いますし、収益を全く重視しない非営利目的の協会もたくさん存在します。

個人個人の受け止め方があるので、答えは一つではありません。




そんな現状を踏まえて「協会」という組織の役割とは、一体なんなのでしょうか?



前回のブログ「なぜ協会を設立しようと思ったのか」の中でも書きましたが、
私の場合は「大切な情報を普及することで救われる人がいる」という想いから、1人より2人、3人、10人と、広げる側の数が増えることで、より早く、より多くの方に必要な情報を正しく届けられる手段として「協会」が適しているという判断から設立しました。


「協会」という社団法人が認めている「講師」や「資格」があれば、その人のお話しの内容に「一定基準をクリアした確かな知識と技術が約束されている」という前提でお話を聞いてくれる可能性が高まります。

その知識と技術を「保証する機関」が「協会」であり、協会発行の「資格認定書」=「学んだことの証明」を行なっている団体でもあり、証明書があることは受講した方にとってもメリット=武器になるでしょう。


このように、協会とは「必要な知識と技術」を標準化して世の中に普及しやすい形に工夫し、正しく伝えるためのカリキュラムを開発し、認定講師を育成し、その後のサポートを行う。
それが役割だと考えています。
これまでの協会運営の立場から見て、学んだことを証明してもらいたいという方は、やはり協会で学ぶことが多いようです。





協会や資格に頼らず個人で教室などを行なっている方は・・・?というと、その方もまた必要な知識と技術を世の中に普及している素晴らしい存在でしょう。

また、資格を取得しなくとも、独学で、あるいはお教室の個人の先生から習い、晴らしい技術を習得している方もたくさんいます。

協会で学ぶも、個人から学も、学ぶ喜びと幸せを感じられればどちらでも良いと私は考えています。
それでもどちらがいい悪いはなく「ここで学んでよかった」「この先生から学べてよかった」と生徒さんが心から思ってもらうことが大事で、その学びが「喜びに変わること」が最も大切だと思っています。

さらに一歩踏み込んで「伝承」をいう役割を担っていただけると、協会としては大変嬉しく、同じ志を持つ仲間が増える喜びがあります。


学ぶ→伝える→笑顔になる→それをまた誰かに伝える→・・・
このループを繋げていきたいと日々奮闘中です。

ニップロは、協会という組織でありながら、個人の教室の先生と生徒さんのような温かな学びの時間を過ごしていただけるハイブリットな協会を目指して、14年目も奮闘して参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。