母親だけに見せる微笑みの秘密

赤ちゃんの笑顔。
これ以上に私たちの心を和ませ癒してくれるものは他にないのではないかとさえ思える
ほどに、赤ちゃんの笑顔はまさに「天使の微笑み♡」ですね。
実は、お腹の中の赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいたときから笑っているってご存知でしたか?
近年は3D映像で立体的に細部まで胎児をモニターに映し出すことが可能になったので、わが子の笑っている表情をモニターで確認したことのあるお母さんも多いかもしれません。
出産が前向きで苦痛が少ない場合、赤ちゃんは産道を通ってくるときにも笑っているそうです♪
さらに、水中出産で生まれてくるときに笑っていることなど、母と子ともに不安や恐怖・苦痛を伴うことなく生まれてきた場合、赤ちゃんは微笑みながら産まれてくるということがわかりました。
逆に、赤ちゃんが出産に恐怖や苦痛を感じると、赤ちゃんは恐ろしい表情で顔を歪め、大きく口を開け引きつった表情で泣き叫び、何かを求めるように両手を差し出して全身を震わせています。
この姿こそ、「元気な赤ちゃんの誕生の瞬間」「おめでとうございます!!」「無事に元気に産まれた証」であると現代医学で認識されており、我々大人も、元気な証拠だと思い込んでいる方がほとんどだと思います。
しかし、出生期心理学の研究では「母子ともに穏やかに、安らかな表情で微笑んで産まれてくること」こそ、母子ともにストレスや不安、恐怖のない自然で理想的な出産の姿であると考えられています。
そして、今回のテーマである「お母さんだけが見ることができる笑顔」というものがあることがわかりました。
それは、ハイテク機器を用いた赤ちゃんの笑顔の実験から、母親だけに向けられた笑顔は、表情筋を総動員したスペシャルな笑顔であり、脳の全面右側を活動させています。
母親以外の人にみせる笑顔では、使用する表情筋の数はぐんと減り、脳の左側を活動させていることなどがわかりました。
この笑顔の実験から、赤ちゃんが母親に見せる笑顔に特別な感情と意味があることを突き止めました。
お母さんだけにしか向けられない特別な笑顔であるということを知ると、わが子への愛情がますます溢れ出てくることと思います。
そしてまた、そのお母さんの笑顔に、赤ちゃんはスペシャルな笑顔を返してくれるのです。
この繰り返される微笑み=非言語コミニュケーションでも「親子の絆」がどんどん強化され、ますます赤ちゃんは微笑むという、幸せな笑顔のスパイラルが始まるのです♡
聖母マリア様と赤ちゃんが微笑み合っているような、
神々しくも愛おしい笑顔にたくさんたくさん出会えますように♡
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